大槌町で感じた人の温かさ、生きる強さとは?農大復耕支援隊に密着!
こんにちは!
今回の記事は、ツアー参加者の石川たいせいくんが書いてくれました!
彼が大槌町で感じたものとは??
大学2年生の初の密着取材記事、スタートです!
こんにちは!
たいせいです。
そこで私は、東京農業大学の復耕支援隊さんに密着取材させていただきました。
では、なぜ私が復耕支援隊さんに取材をしたのか?
その理由を話したいと思います。
東日本大震災から7年経ちました。
復興は進んでいるだろう。そう思っていました。
皆さんの中にもそう思っている人はいると思います。
しかし、このツアーの説明を受けて復興が全然進んでいない事を知りました。
そこで私は衝撃を受けます。
「同じ日本なのにどうしてこんなにも違うんだ」
そこでこんな疑問が生まれてきました。
「東京と岩手の違いってなんだろう?」
復興をしているという東京農業大学の復耕支援隊に密着取材させてもらえば何か分かるかもしれない。
これが今回復耕支援隊さんに密着取材をさせていただいた理由です。
復耕支援隊とは??
農大卒業生・現役生が集まり
継続的な東日本大震災復興支援活動を行う有志団体です。
2014年には大学公式サークルとして、より活動の幅を広げています。
貼り付け元 <http://nodaifukkoku311.fukuwarai.net/aboutus>
「農を通じたお手伝い」をコンセプトにしています。
復耕支援隊さんの現地での活動は
行ってできることをやる。
のではなく、
「本当に求められていることは何か?」を聞き、それに対して自分たちのできることを話しながら相談して活動内容を決めています。
過去の活動内容:プランターを持っていきお花を植える、避難道の整備、苗植えなど
また、東京での活動は東京農業大学収穫祭や経堂祭りでのチャリティーグッズの販売をしています。
復耕支援隊さんは2011年から活動しており今年で7年目になります。
大槌町ではここ5年くらいを境にボランティアに来る団体が一気に減ってきたそうです。
そんな中でも復耕支援隊は継続的に大槌町で活動しています。
なぜ続けられるのか?
活動二年目で現在4年生の柿沼ほたるさんに聞いてみました。
「被災地と言うと暗いイメージやあまり話してはいけないというイメージがありましたが、支援隊の活動を通して会う人は未来に向かって頑張ろうっていう人が多かったです。自分たちで自分たちの町を何とかしようというエネルギッシュな人達です。だから被災地に支援に行くのではなく、頑張っている人がいるから力になろう。という感じで行きますね」
柿沼さんは、
将来の展望を話してくださるときにこんなにワクワクしている・未来を楽しみにしている。
こんなにひどいことがあったのに未来を前向きに楽しく生きている姿に惹かれて 現在でも活動を続けているとおっしゃっています。
また、大槌町の方は非常に心が温かいところも魅力の一つとおっしゃっていました。
今回の活動内容は
新しく入ってきた一年生の紹介と経堂祭りで販売する商品の相談でした。
密着して分かったことは
復耕支援隊さんと大槌の方人は
強い信頼関係があること
です。
四年生は支援先の方と一年生がなじみやすいように場を和ませたり、話を振っていたりしていました。
そこには先輩の自信と落ち着きがありました。
一年生が自分たちの顔を覚えてもらおうと手作りの自己紹介カードを作り、支援先の方々みんなに手渡していました。
そこには笑顔があふれていました 。
支援先の方はご自身の話をとてもご丁寧に話してくださいました。
また、経堂祭りで販売する商品の相談では商品の作り方から特徴まで分かりやすく説明してくださいました。
そこには人の温かさがあふれていました。
お互いがお互いを想いやり、一緒の歩幅で歩いている。
そんな風に見えました。
だから、家族のような温かい帰る場所や深い絆を感じることができたのでしょう。
私もボランティアを何回かしたことがありますが、これほどまでに支援先の方と深い信頼関係で家族のように話せる団体は見たことがありません。
今、何かやってみたい。
地元愛の強さを知ってみたい。
第二の故郷がほしい。
でも、一歩を踏み出すことができない。
そんな方は一度復耕支援隊さんの活動を一度見てはいかがでしょうか?
きっと今まで出会ったことのない心温まる活動に出会えるでしょう。
復興支援隊のみなさん、ありがとうございました!
復耕支援隊さんのホームページです↓
農大復耕支援隊 - ホーム | Facebook
https://ja-jp.facebook.com/nodai.fukkou.radish/